めんどくさい事をやればプラスに
決算資料をどう見ているかを川崎汽船を例にして書きます。
単に決算予想を立てる流れなので、分析結果=答えはありません。
超絶めんどくさい上に、予想はあくまで予想なので外れるときもあります。
その辺りは哲学、成果が保証されなければやらないのは、絶対に成就しないのと似ています。
分析は妄想や拡大解釈でいくらでも変動します。
大切なのは自分で結果を出してみることだと思っています。
それが出来れば、他人が出した分析に良し悪しを付けやすくなります。
ちなみに分析はドライバルクだけなので、ほんの一部ですが、その割に本当にめんどくさいです(笑)
決算資料はどこにあるか
企業のホームページにあります。
投資家情報などど書かれたところを探していきます。
IRライブラリへ移動します。
決算短信をクリックします。
最新分を探して移動します。
ファイルが開くので、ドライバルクの表を探します。
企業側の決算資料はこんな感じで探します。
続いて、連動している重要指標を探します。
ドライバルクは、バルチック海運指数
ドライバルクの運賃はバルチック海運指数で見ます。
ネット検索で「バルチック海運指数」のチャートを表示します。
下記は、トレーディングビューというサイトですがどこでもいいです。
ブルームバーグチャートへのリンクです。
ドライバルクの決算表が4/1~6/30基準なので
最初の黄色枠の運賃が2020年で平均1000、
真ん中の黄色枠が2021年で平均2500、
一番上の黄色枠が2021年7月~9月で平均4000、
となっています。
売上高が452→597になったとき
バルチックは1000→2500なので
1500ポイント差で150憶円とします。
今期が2500→4000とすると
597→750になります。
同じように利益も50億円差なので、60億円とします。
一つの部門の決算予想が終わりました。
現状ではドライバルクの業績は明るそうですが、海運の好調はコンテナ利益の2000億なので影響は軽微です。
他の企業でも流れは同じです。決算資料を準備、関係の深い指標と比較して差異を当てはめます。
海運の運賃は世界基準なので指標にブレがありません。計算しやすいと思っています。
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