東証の業種別チャートの比較です。見たことがある方もいるかと思います。
私は2019年の冬ごろから海運業トップ3社に注目していました。
企業規模を調べて「日本郵船・商船三井・川崎汽船」をウオッチリストとしてピックアップしました。
そんな早くから海運株持っていたら利益すごいんじゃない? 実は2020年3月17日にしっかりと損切しています。
コロナ初年度は投資歴のなかで最高額の年間損失でした……
清算ののちは、銀行、石油株、日経ベア、化学株などで更に微損になります。
リバウンドも取れませんでした。精神がすり減っているときはどうやってもうまくいかないものです。大きなショックは時間が経過しないと判断力が戻りませんでした。
私が相場に向き合うのことに復帰できたのは3か月経った20年6月でした。
「海運業のチャート良くない?」と。
MACDなどで教科書通りに反転したときや、調整して移動平均で下げ止まった時に購入しました。(配分が完了するのは翌年の8月なので、激しく全振りしたわけではありません。13か月分散なのです)
下記はリーマンショックの大底辺り、2009年からの長期チャートです。
左端で下から3分の1くらいにいる急角度が、海運業です。
リーマンショックの大底からに視点を変えてみると下位争いの一部です。
トップの「精密機器(医療機器、航空測定器など)」に比べて、3割にも達していません。
一番下の3つは、空運・電気ガス・鉱業です。日本市場ではリバウンドやニュース以外でこれらが満足いく結果になるのは厳しいかもしれません。
ブレイクスルーは想定外なので(コロナ然り)、日本の山でしか取れない浮遊石(笑)とかメタンハイドレートのみで1000年分の発電とかになるかもしれませんが。それはだれにもわかりません。
今の海運株は天井の目途が立ちません。バイホールドを続けるためには業績とともに目標が欲しいところです。売り時はインジケーターに出るかもしれませんが保有を決めているのなら長い目線として業種別でフィボナッチに当てはめると違った目線で握力にはなります。
2021年9月現在を計算すると、、、
フィボナッチ | 海運業指数 |
38% | 1625 |
50% | 2283 |
62% | 2969 |
78% | 3937 |
100% | 5149 |
海運業はリーマンショックからのリスクを想定すると、今後15年分の利益と設備投資資金を数年で稼がなければいけません。設備の一新を並行することになるでしょう。
海運業はそういう業種だと認識しています。
指数で5000まで行くはずがないだろうは常識的な意見です。しかし「精密機器業」は今すでに5000相当を達成しているのが現実です。
未来予知者は居ません。保有するという目的のために作った数字だとご理解ください。
区切りの目処として1600ポイント見ていますが、上がる途中の個別では30%~40%クラッシュが発生します。
毎日見ているので下げ始めたら、その時だけは現金比率を変えたいと思います。
それではご精読ありがとうございます。またよろしくお願いいたします!
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